Craps
＜まえがき＞
カジノにおいてもっともにぎあうテーブルゲーム、それがクラップスである。黙々と勝負を続けるＢＪ，バカラなどとは異なり、客同士がワイワイ賑わって楽しむこのゲーム、是非とも一度は楽しんでもらいたい。また、クラップスは数あるカジノゲームの中でももっとも期待値の高い（カジノ側の控除率が低い）ゲームでも有る。ゲームテーブルは一見複雑で難しそうに見える。確かに、こまかいチップの張り方を全部覚えると複雑になるが、ほとんどが覚える必要のない物である。基本的な張り方、マナーを覚えるだけで、十分である。客側が一体となってカジノ側に挑戦するといったスタイルのギャンブルを是非一度試してもらいたい。
＜概要＞
基本的には２つのダイスの出目を当てるだけのゲームである。始めにプレーヤーは好きな場所に掛金を置く。ＢＥＴが終了したらダイスが２個投げられる。１投目の事を「カムアウトロール」と言う。カムアウトロール以降は２投目、３投目とゲームは進み「７」の目が出るまでゲーム（正式名称はシリーズ）は進行される。このシリーズの途中でも客は好きな目に賭ける事が出来る。
賭け方のバリエーションは様々だが、実際に賭けるポイントは３個所（パスライン、カム、オッズ賭け）だけだと思って良い。他のポイントは確率的に非常に不利であったり、クラップスの本来の趣旨に反して他の客のヒンシュクを買ってしまうものである。賭け方に付いては後述。
賭けるポイントが決まったら、後はダイスを投げるだけである。ダイスを投げる（シューター）のは客でありテーブルを時計周りにして順番にシューターを担う。クラップスで重要なのは「７」の目である。７が出れば負けだし、７よりも先に狙いの目が出れば勝ちである。厳密には間違った表現であるが、クラップスの本質はそういうものだと認識して問題ないであろう。
＜賭け方の種類＞
ＦＩＥＬＤ ＢＥＴＳ ＡＮＹ ＣＲＡＰＳ ＣＲＡＰＳ ２，３，１２
ＥＬＥＶＥＮ Ｄｏｎ’ｔ ＰＡＳＳ Ｄｏｎ’ｔ COME ANYー７
