4月23日

 遅い時間に寝たにもかかわらず、起きたのは10時前。
 ベットの中で煙草を吹かして今日の行動について考えた。
 しかし、どう考えてもモナコで見るところはもう残ってない。
 高級ホテルに泊まっているのなら、バルコニーで地中海を眺めながらお昼寝を洒落込むって手もあるが、
 そういうロケーションには宿泊して無い漏れ貧乏人。

 さてどうしよう・・・・。
 ぶっちゃけ、もう昼間のモナコですることは無い。となると遠くへ。
 地図をボーっと眺めてあるアイディアに辿り着いた。

 

 

 「そうだ、カンヌに逝こう」(*゚Д゚)ホムホム

 と言うわけでモナコ駅に到着。
 時刻表を手に入れて列車の頻度、終電を調べる。
 どうやら終電は11時過ぎまでありそうだ。21時以降の列車頻度は時間1本程度だがなんとかなるだろう。
 であ、出発!ヘ(゚∀゚*)ノ

モナコ駅

 時刻表より20分遅れで到着したカンヌ行きの列車に乗り込み、約1時間でカンヌに到着。
 駅前はニースより賑っており、観光地らしい町並みが広がっていた。
 海岸沿いまでブラブラお散歩。
 ビーチロードにぶつかり、ソレを西にちょい歩いたところに映画祭で有名な建物を発見。
 広場のタイルには俳優の手形が多数あったが、映画にそれほど興味があるわけでも無い当方にはナニが何だが・・・。
 建物にしたって、中に入れるわけでも無いしね。( ´_ゝ`)ツマンネ
 途方にくれていると、その建物の奥に「CASINO」の看板を発見。(*゚∀゚)=3

CANNES  カンヌ駅

 中はそこそこの広さであったがスロ&ビデポのマシンゲームしか無し。
 ってかココはマシンゲームだけのCASINOなのか?
 デノミは0.1ユーロから50ユーロ程度の廃リミットまで多数あるが、さして面白くも無いスロに大金をつぎ込む気にはなれない。
 ここに到着する前に2件のカジノ(ホテル内に設置)は確認したが、それにしたって開帳は20時以降だ。
 仕方ないので0.1〜0.2ユーロの台でションベン博打で時間を潰すことに。

 増えたり減ったり、減ったり、減ったり・・・・。
 低レートのスロってビデオスロだからワインが複雑で何が何だかイミフなんだよな。('A`)
 2時間くらいは頑張ったのだが、これ以上は_。

変な手形  映画のコンベンションセンターの隣のカジノ

 一旦外に出て、散歩しよう。
 っと思い出口まで行くと、すぐそばにSalon入り口の扉を発見。
 って、一応テーブルゲームのブースもあるのね。あまりに目立たないところに有ったので気づかなかった。
 係員に開帳時間を尋ねるとやはり20時から。それまで時間を潰すか・・・。

 ビーチ沿いの公園に出たところで奇妙なスポーツをしている集団が目に付いた。
 野球ボール大の鉄球をターゲットに向かって投げるゲームである。
 ビールを呑みながら暫し観戦。
 なるほど、ターゲットにより近いところに鉄球を投げるゲームなのかな。
 チーム戦でカーリングのような要素があって、なかなか奥が深そうだ。
 帰国後、調べてみるたら「ベンタク」と呼ばれるゲームで南フランスではメジャーなゲームらしい。

ベンタク  シーフードうま〜〜〜♪

 飽きずにいつまでも見てたら小腹が減ってきた。
 適当なレストランに入って、晩飯。
 流石、地中海。魚介類は豊富ですね。海老をピリ辛ソースで美味しくいただきました。
 まあ、お値段も・・・・。ユーロTUEEEEEEEEEEEEよ(*゚Д゚)

 20時になったので、先ほどのカジノに突入。
 先ほどまではクローズであった扉の向こうのテーブルゲームのブースに突撃。( ´_ゝ`)

・・・

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ひょっとして

 

 漏れしかいない悪寒  (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 BJを打ったのだが、客は漏れだけ。周りには多数のディーラー。
 ちょwwwwこの状況はキツイwwww
 30〜40分ほど打っても、それでも客は漏れだけ。これ以上は_wwww。

 プレッシャーに耐えられなくなり、そそくさとカジノを後に。
 もう帰るべ。 |駅|   λ....

 

 

 

 チケット売り場で

 Y「One way to Monaco Pls (*゚Д゚)」
 駅員「Today?」
 Y「Yes (*゚Д゚)b」
 駅員「・・・・(キーボード叩いて)No Monaco today
 Y「ちょwwwwwおまwwwwうぇwwwwww (;^ω^)ビキビキ

 ま〜いい加減と言うかなんというか。
 時刻表なんて飾りですよ、偉い人にはそれが(ry
 まあ焦ってもしょうがないのでニースまでの電車はあるかと尋ねると、それならあるとの事。(あとで分かったが、それも最終だった)

 ニース駅に到着し駅の外までダッシュ。
 どこでもタクシーが拾えるなんてのは日本の常識です。世界では通用しません。
 たまたま一台だけ停車中のタクシーをとっ捕まえ何とかモナコのホテルまでの帰路に付くことができた。(お値段60ユーロ程)
 まあ、電車と違い、山越えのルートなので、道中のモナコの美しい夜景を山の上のほうから眺めることが出来たので、
 これはこれでよい経験だったのかな。

 無事にホテルに到着したものの、カジノに関しては少食気味。
 Le Casinoに出かける気力は無かったので、Cafe de ParisのBJでマタ〜リプレー。
 大盛りのドライマティーニを飲み干し、モアドライで作ってくれとオーダーし
 2杯目を飲み干した頃には視界がグルグルと回転しだして、ちょっとギヴ。 ('A`)

 帰り道の坂道はきつかったが、程よい勝利と、やや多めの酒。気分は上々ですた。

 


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