３月２２日
まったり
ホテルをチェックアウトしフェリーターミナルに向かう・・・その前に朝食を。台場さんのご所望で粥を食べに。しかし歩けど歩けどそれらしき食堂が見当たらない。結局地下鉄１駅分程歩いてようやく発見。味は、そう・・・粥だ（笑）。
地下鉄でフェリー乗り場まで行った。さて、ホテルの手配だ。フェリーターミナルのビルには多数の旅行代理店があり、直接予約するよりも安い値段でホテルを手配することが出来る。代理店によって微妙に金額が違うので一通り目を通してみるのが良いであろう。さて、宿は今日と明日の２泊分の手配が必要なわけだが、今日は土曜日。この手のホテルの宿命で金曜日、土曜日は宿泊費が平日の倍程度になってしまう。分ってはいたが、余りの格差にションボリ。
「台場さん、やっぱ本日分は高いですな」
「まあ、しょうがないでしょ。高いといっても貴方様のワンベットにも満たない額ですから」
「誉めてるのですが？馬鹿にしてるのですか？」
「両方です（キリリ）」
そんなこんなで、ホテル手配完了。ついでに謎チケットも手配完了。ターボジェットに乗り込み小一時間で澳門到着。きな臭い輪タクの勧誘を避け、タクシーに乗り込み、ホテルにチェックイン。いっぷく付けてからカジノへＧＯ！。最初はリズボア。
「酷い・・・。やっぱ土曜日だ。もう人大杉」
「えっ、去年と違って全然いませんよ」
「Ｙちゃん、このカジノの状況をみて、どこから人がいないと言えるんだＹＯ！」
「えっ？リズボアガール（カジノ内をうろついている娼婦）の数の話じゃないの？」
「もう！脳内はそっちの話かよ！！」
「やっぱＳＡＲＳの影響か。この状況ではじっくり時間をかけて吟味しなければ・・・（ブツブツ）」
「・・・」
と言う訳で、リズボアは相変わらずの人込みにギヴ。＄１も打たずにカムペックに移動するも、ここも大差無し。ＮＥＴでマカオファラオなる新たなカジノがオープンしたとの情報があったので探索したが、見出せないままハイアライに到着。ここも人大杉なのだが、これ以上移動しても埒があかないので、この場で勝負開始。
「Ｙちゃん・・・」
「なんっすか？」
「お金貸して下さい」
「その台詞は、私の専売特許ですが」
例によって澳門のカジノはイカサマが横行している様子で、台場さんはボッコボコ。当方はしょぼくＨＫ＄１０００程勝ちましたがね。つか、鉄火場の雰囲気は臨むところなのですが、どうにもこうにも勝負に対する執着が沸かない。ドカンと大きく張る勇気が出てこないのである。まったりとフラットでプレー。うむ、どうした事やら。
このままではイケナイと感じ河岸を変えてマカオパレスへ。ここは接岸された船の上にある船上カジノ。箱は小さいのだが人が驚くほど少ない。今回も、これまでのカジノとは雰囲気が全く異なるほど人が少ない。ＭｉｎＢＥＴの金額は他のカジノと同等なのですがね。
ここで、暴利に近いルールのＢＪでまったりと金を溶かし、大小でまったりと取り返す。大小を打ってるときも「ここぞっ！」と思われる時は何度かあったのだが、そこで大金を張る事が出来ない。どうにも前回のトラウマが大きくのしかかって来る。もうだめぽ。
ホテルに帰り、サウナに入ってスッキリして就寝。明日もビッグマネーを夢見るも、リスクに怯える自分。いつからこんなにチキン野郎になってしまったのか・・・。
