澳門的特徴

　三公百家樂は澳門独特のゲームです。澳門のギャンブルは独特のルールが存在するので、それらを紹介します。

・他人の手に便乗できる

　澳門のCASINO（娯楽場）は非常にごった返しております。どのテーブルも黒山の人だかりでテーブルに座る事もままなりません。よって、自身でプレーできなければ他人の手に乗っかる事が往々としてあります。座ってプレーしている人の背後から手を伸ばして他人のベッドエリアにチップを置くのです。

　三公百家樂はプレーヤーのアクションを必要としないので問題無いですが、ＢＪ等、プレーヤーのアクションを必要とする場合は、
（１）そのベッドエリアの席に座っている人がアクションの決定権を持つ。
（２）ベッドエリアで最大の掛け金をかけた人がアクションの決定権を持つ。
　以上の二つのケースがあり、これはカジノによって異なります。ＢＪで下手な人に後ろから大金を賭けられ、下手なアクションで負けたときなどは非常に腹が立ちます（笑）。

・椅子に座った人は毎回プレーする

　上記に述べた様に澳門のカジノは非常に混雑しています。そしてカジノ側は、椅子に座ったプレーヤーは毎ゲームベットしなければならない、と決めています。つまり「見（ケン）」が出来ないのである。

・引分けの時にチップを引けない

　引分け（Ｐｕｓｈ）は往々として出現しますが、その際に帰ってきたチップを引くことは出来ません。バカラなどでバンカーに張ってタイが出たとしましょう。その際、次のゲームでチップを引く事もプレーヤーに動かす事は出来ません。但しチップの増額は認められています。

・強制的にチップを持って行かれる

　澳門のカジノの悪習で、強制的にチップ（心づけ）を持って行きます。連勝したり、倍率の大きなベットが当たった時などに見られます。例えば三公百家樂でディーラーの三公を当てるのにHKD１００賭けて当ったとしましょう。その際の配当は２０ TO １なのでHKD２１００となりますが、賭けていたHKD100はチップとしてもっていかれHKD2000しか来ないのが実情です。澳門のカジノのゲームは只でさえ配当が悪いのに、これに加えて強制的にチップをもっていかれるので、たまったもんじゃありません（笑）。