６月２１日（土）

５周年記念　旧台最強位決定戦

　FireBird〜昭和名旧会〜　　旧台好きの集団でその情報力、行動力をいまさら説明する必要はないであろう。当方も、このもの好きなメンバー達と行動を共にして幾年の月日が流れた。そして５年目の節目を迎えたこの日、久々に大掛かりな大会が開催された。以下、FireBirdのHPより抜粋。

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昭和名旧会・FIREBIRD　創設五周年記念選手権大会
旧台最強位決定ワールドチャンピオンシップＦＩＮＡＬ
〜愛の戦士達〜完結編

当ＨＰ限定（笑）ですが、「旧台最強位」として永遠に称えます。
ええ勝ち誇って結構です。私が認めます（笑）。当ＨＰにおいて、永遠に最強位です。
勝負は時の運とは申しますが、今回は「ここぞという時」の大勝負。
ここで優勝する者は、永遠に語り継がれてしかるべきかと。

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　ここまで、書かれて燃えない漢はいない。最近すっかりヤラレキャラがしみついた当方であるが、ヤル時はヤル！！。怪鳥との長くに続く因縁と決着をつける良い機会である。最強位の座は頂いた。しかし、昨年（４周年）とはえらい盛り上がりの違いだな・・・。

　決戦の時は来た。万感の意を思いに、ＧＰ本店の地下フロアに向かう階段を下りる。そこに鎮座する「コンチネンタル３」。初めて昭和名旧会のメンバーと顔を合わせた場所。初めての大会で打った機種。どうしてだろう、これが最後ではないのに過去の思い出が走馬灯のように蘇る。この舞台にこれ以上相応しい機種はないであろう。

　開店の音楽が鳴り、幕はきって訪れた。周りでは早くもブッタカ音が鳴り響き盛り上がりを見せてきた。フラッグを確認し、ＢＡＲ、ＢＩＧと判別を行ない来るべきセブンラッシュに思いをはせる。しかし、そこまでの道のりは果てしなく遠い。

　愁さんがセブンラッシュに突入し、良い感じに出玉を増やしていく。しかし、当方といえば、６本でバケを引き、追い１１本でＢＩＧを射止めるものの、その後１０００Ｇを過ぎてもリーチ目が出る気配はない。昨今のＡＴなどと違い、天井などと言った甘えたものは存在しない。フラッグ一発勝負。めぐるめく乱数に翻弄されて続ける展開。正午を４０分ほど経過したとき、当方の台は早くもＣＯ（コインタンクオーバーフロー）エラー発生。

　敵（怪鳥）も調子は芳しくない。ＢＩＧはコンスタントに当たるが、肝心のラッシュが引けていない。投資は当方が遥かにかさんでいるが、この大会の勝者は差玉ではなく、最終的に流した枚数の勝負である。よって勝負は現状では拮抗状態。でかいラッシュ、それだけが双方の思いに違いない。

　時間だけが無残に過ぎ去っていく。そこまでに要した投資金額はさほど問題ではない。問題なのは、ラッシュを引けてないこと。当方も怪鳥も。いつしか、思いは最強位でなく、この漢、ＫＥＮ７７７に勝つことだけが目的になってきた。その為にはラッシュを引くこと。ＢＩＧで出玉を確保して、俺の方が流した枚数は多い！とほざくのは御免こうむる。それならコンチ１を打てばよい、スーバニ、スープラを打てばよい。一度で良い、最後に呑まれても良い。とにかくラッシュを・・・。

　夕方になり、タイムアップの時間が迫ってきた。いまだに現金投資を重ねる当方。そこに１２回目のパタ〜ンが降臨した。総投資６８本目の出来事である。過去を振り返れば、初年度の大会。コンチ３、アラジン２と圧勝し、Ａ−Ｃ機の帝王とほざいた時期も会った。今のスロット世代にＡ−Ｃ機と言っても通じるかな？１個の乱数を乱数を拾う。それ以上でもそれ以下でもない。それが我々打ち手にもたらす高揚感。さて、フラグ判別をするとするか。

　新宿南口　居酒屋某

Ｋ「参ったＰＯ。最後の最後であのラッシュでしょ。Ｙちゃん凄いＰＯ」
Ｙ「いやいや、怪鳥こそ、死にかけて最後の台移動からの根性のラッシュ。相変わらずあきらめが悪い」
Ｋ「まあ、それが漏れのとりえだからなぁ〜」
Ｙ「まあ、去年と違って、参加者多数の大盛り上がり。フィナレーを飾るには相応しいのでは？」
Ｋ「だよな、Ｙよ。今まで良く付き合ってくれた。感謝しる」
Ｙ「そうですか、怪鳥。いよいよ・・・」
Ｋ「嗚呼・・・これからもよろしくな♪最強位殿。」
Ｙ「えっ？」

フラッグ一撃５万両への道のり（ぉ